ⅾ4 Numche(ナムチェ)~Deboche(デボチェ)
距離10.4 km Up 946 / Down 632m
ナムチェを出ると、ナムチェが位置する巨大な丘をトラバースして緩やかに進む。荷役の動物が、水牛やヤギからヤクになった。


アマダブラムを右手に見ながら進む。アマダブラムとストゥパがこの日の象徴的な景色だと思う。

そして谷底へと下り、吊橋を超えてティンボチェへの大登りがある。ここも高山病になりやすいのでゆっくり進む。登りきるとティンボチェの街がある。アマダブラム展望の街であるが今回は霧。ここからデボチェまでは下りなので楽。眠るときは標高を下げたほうが高山病のリスクを減らせるので、アマダブラムの展望にこだわりが無ければ、デボチェで泊まるのが吉だと思う。デボチェからは電波が無くなり、宿のWifiが有料になった。
ⅾ5 Deboche(デボチェ)~Dinboche(ディンボチェ)
距離9.2 km Up 957 / Down 381m
デボチェを出発してトラバースを進んでまた吊り橋を超える。


つり橋を超えると眺望がすばらしい。アマダブラムがより近くなる。高い山がドンドン近づいてくる、空気が乾燥して霞が少なくなってくる。

パンボチェの町は通過し、昼食をショマレのロッジでとった。ダルバートで、おかわり自由だったから食べ過ぎた。

食べ過ぎた結果、頭がズンズン痛くなってきて、ディンボチェ手前では休み休み歩くほどだった。宿到着時は本格的に頭が痛く、吐き気もあり泣きそうだった。後から知ったが食べ過ぎると血流が胃腸に取られて高山病になりやすくなるそう。食べ過ぎは愚か。
同宿のガイドさんがSpO2計測をやってくれた。これはしんどすぎたときの数値。

宿の主人や同宿のフィリピン人お姉さんが気にかけてくれて、彼らの助けでダイアモックスを半錠服用。25分後、嘘のように元気になった。この後ダイアモックスは標高を下げるまで、ほぼ毎日半錠服用した。
ⅾ6 Dinboche(ディンボチェ)にて高度順応
距離10.5 km Up 643 / Down 625m
ディンボチェでは高度順応のために滞在し、裏手の山かチュクンまで行くのが定番。チュクンはアイランドピークとスリーパスする場合通過する町。自分たちは山に登るのはダルいということでチュクンに行くことに。ヒマラヤ襞を見て、アップルパイを食べた。


宿での夕食にSherpa Soupを。これはエベレスト街道の定番料理で、野菜を煮込んだスープにマカロニが入ったもので、宿によってレシピが異なる。疲れていても食べやすい味付けで、野菜と炭水化物を摂取できるので良い。トレッキング中の夕食としておすすめです。

二泊して二人で9650Rs。ディンボチェの宿ではなんとカード決済可能だったのでやってみた。

ⅾ7 Dinboche(ディンボチェ)~Lobuche(ロブチェ)
距離8.1 km Up 995 / Down 384m
この日の眺望がエベレスト街道で二番目に好きだ。
ディンボチェからロブチェに進む道は、ペリチェからロブチェへ進む谷筋の道より一段高い丘の道で、眺望が素晴らしい。ロブチェピークとそれに連なる峰々が奥まで続いており、山のデカさとヒマラヤの深さをめちゃめちゃに感じられる地点。



登り口のロッジで昼食。高山病は薬で抑えても、空気が薄いから行動がいちいちしんどい。軽い登りでもヘロヘロになりながら進む。登りが終わると記念碑チュクピ・ララがあり、振り返るとタルチョとアマダブラム。このへんで標高が高いのでしんどさが出てゆっくり進んだ。


登りきると緩やかな傾斜になり、ロブチェまで進む。丘を登りきると展望できる方向が変わるので、景色がガラッと変わった。ここまでは岩の峰が見えていたのに、ここからは雪の峰が見えてくる。

ロブチェまで来ると巨大なストゥパやマニ車、マニ石は無くなり、全体的に寒々しく厳しい雰囲気になる。極所が始まりつつある。


夕方、西日にあたるヌプツェを観察、寒すぎる。

ロブチェの夜は寒かった。ヤク糞のストーブに足の裏を向けて持っている服を全部来ても寒さが染み入ってくる。標高が高いから行動ひとつひとつが重い、寒い寒い寒い。ゴラクシェプまであと一日地点まで来ていたから耐えられたものの、そうでなければくじけていたかも…。ロブチェ(4940m)まで来ると極限世界になってきた感がある。生きるだけで消耗する世界。

