別の記事でバイクレンタルの予約について書いた。今回はツーリングの様子をレポートする。
ルート
ツーリングのルートは、オシュからSary Mogul(アライ渓谷地域にある町)の往復。小型バイクでトコトコ走って6時間だった。
走行した道路はM41とA372。どちらも中央アジアの一大輸送ルートであり、中国語の書かれた新疆ナンバーのトラックが行きかう現代のシルクロードだ。全体的に乾燥して荒涼としており、標高が高く地形は厳しく美しい。沿線には遊牧生活者や集落が点在している。
中国やタジキスタンとの国境付近に入るには許可証が必要だが、今回のエリアでは不要。

オシュからサリタシュへは国道M41号線。
M41はパミールハイウェイと言われ、オシュ(キルギス)からダルガンベ(タジキスタン)、その先のアフガニスタン国境付近へ至る。
キルギス国内では最高標高国道地点であるタルディク峠(Taldyk Pass、標高3,615m)を通過する。基本舗装路で二輪車で走行できたが、タルディク峠は路面状況が悪かった(路面の穴が直されていない)。
タルディク峠を下りきると、分岐であるサリタシュに至る。
ここでA372に右折して、サリモゴルに到着する。A372はタジキスタンの首都ドゥシャンベからキルギスのサリタシュを通過し、A371に名前を変えて中国新疆自治区へ入りカシュガルへ続く。
高い山に左右を挟まれ景色がかなり素晴らしかった。

記録
オシュにて
バイク屋に約束の8時に訪問。案内されたバイクは、スマホスタンドつき、パンク修理キット、車載工具付き。タイヤとフェンダーがオフな雰囲気。
デポジットと頭金以外の料金を支払い、荷物を積載して出発。

普段乗ってるのと違ってシーソー式のシフト、かつ道路が左側通行なので慣れるまでドキドキした。
まずオシュでおそらく一番デカいスーパーで買い出し。
一番デカそうなこの店にOD缶が無く、Mapで調べて出てきたアウトドア用品店に行くも在庫が無かった。スタッフが一時間くらい待っててと言って買ってきてくれた。1300KGS現金で体感かなり高い。オシュでOD缶探すのは大変だと思った。
オシュからSary mogul
いざ出発、最初は乾いた町だった。車両も信号待ちで列ができるくらいには走っていた。

いつの間にかあれほどいた車が減って、郊外にでて、もう荒野が広がる。

荒野を走行する中でも定期的に集落が現れる。茶店や宿もそれなりにあった印象。
オシュから離れると家畜を飼って暮らすユルトの集落がいくつか現れた。子どもたちが出てきて手を振ってくれたりする。


ガソリンスタンドも定期的にある。

険しい地形の中を中国のトラックが行きかうので経済的つながりを感じる。工業がなさそうなこの国ではいろんなコトを中国に頼っていそうだ。

登ったり下ったりしながら峠に入っていく。当日は曇りで遠くまで見通すことはできなかった、写真の奥に高い山脈が本来なら見えるはず。

峠は標高高くバイクが苦しそうだった。路面も荒れていた。片側交互通行の箇所もあった。
峠を越えると分岐の町、Sary Tash。直進でタジキスタン、右折でウズベキスタン、左折で中国の国境へ至る。

ガソリンスタンドもあり、バイクの旅人が結構立ち寄っていた。

右折し、A372に入る。
両側を標高6000~7000mの山々に囲まれる。どこまでも続く道路、電柱の先には人が暮らしていて電気が通っている。


夕方に20:00ごろSary Mogulに到着した。
CBTに宿泊し、乗り合いのマルシュで来た客がほかに数組泊まっていた。全員がトレッキング目当てだった。そういう人たちは宿が提供する送迎サービスでトレッキングアプローチまで移動するそうだ。
部屋。

食事。

Sary mogulからDaryt Korgonを往復
翌日は天気が悪くトレッキングはせず、午後からバイクで走ってみた。
Sary Mogulは川の近くに住居が立ち並び、集落というよりしっかりした町だった。スーパーが一つありトレッキングのための補給食や袋麺は買えた。



その辺の未舗装路をOrganic Mapで調べて走ったりもした。


東へ行けるところまで行って戻る気楽なツーリングをした。結局Daryt Korgonという集落まで行ってガソリン入れて帰った。
手を振ってくれた!

Daryt Korgonの町。ここはもうウズベキスタンが近い。

ガソリンの入れ方に困っていたらおじさんが教えてくれた。
掘っ立て小屋の中にいるおじさんに札を渡してその分だけ入れられるシステムだった。ガソリンはオクタン価で分けられていて、92(レギュラー)、95(ハイオク)、98などと書かれている。92を給油。

道中の景色。





翌日以降の記録は続編で。

